まだふるさと納税をやったことがないという方、『お得なのは聞いてるけど、なんだか手続きが面倒くさそう、、』と思っていませんか?
今はオンライン化が進み、前まで書類で郵送しないといけなかったものも、条件に当てはまれば、全てオンラインで完結することができます。

利用する人が増えてどんどん便利に使いやすくなっていますよ
申請手続きというよりはもはやネットショッピングに近い感覚です
※ふるさと納税とは、好きな自治体を選んで寄付=納税をすることで、その自治体から返礼品がもらえる制度。
寄付金−自己負担額2000円の寄付額が所得税もしくは住民税の控除となるお得な仕組みです。
※各自治体が名産物を寄付の返礼品としていることから人気の制度となっています

もともとはふるさとを遠く離れて住んでいる人が自分のふるさとへ寄付=納税したいというふるさと愛から始まった2008年〜の制度らしいです。
寄付したら税金自体を払わなくてよくなるわけではなく、あとから税金控除されるので、ふるさと納税で前払いしているということになります。
プラス、寄付するとその自治体から寄付してくれたお礼に、返礼品をもらえるので、どうせ税金を払うなら、ただ払うのではなく、払う➕返礼品をもらう方がお得!ということで人気になっている訳です。

手元に必要なものはマイナンバーカードとスマホだけ。
ただし、マイナンバーカードの暗証番号と自分の年収を把握しておいてくださいね。
早速簡単な利用方法を見ていきましょう!
この記事では私が去年利用して、その簡単さに感動したふるさと納税サイト【さとふる】での利用方法を例に紹介します。

ふるさと納税サイトは色々ありますが私が去年利用した【さとふる】は利用者が迷子にならない分かりやすいサイトで申請もすごく簡単にできたので、オススメです
・スマホ一台で全ての手続きが完了
・返礼品がランキングやレビューで探せる
⭕️確定申告不要になるワンストップ特例制度もオンラインで完結
・サイトがわかりやすい
申請は3ステップでできます。
自分の寄付控除上限額を知る
まず、お得に返礼品をもらえる寄付額の上限額を知っておきましょう。
ふるさと納税はすればするほどお得という訳ではありません。
自己負担2000円で寄付できる上限額があるので、それを超えると自己負担が増えます。上限額以内でふるさと納税を賢く利用するというのが鉄板です。
控除シミュレーション

例えば、給与年収500万で家族構成が両親が共働き+高校生1人と選択した場合、上限目安が47,000円と表示がされるので、47,000円以内に収まるように返礼品を選べばいいということになります。

給与収入とはいろいろ引かれる前の勤務先から受け取る全ての収入、いわゆる年収です。
ふるさと納税サイトで返礼品を選んで注文する
【さとふる】を初めて利用する場合は会員登録をまず済ませましょう。
入力する項目はこちら↓
- メールアドレス
- パスワード
- 電話番号
- 秘密の質問&答え
- メールマガジンの希望
- 名前
- 住所
- 生年月日
- クレジットカード支払いの場合はカード情報
会員登録をしたら、あとは普通のネットショッピング感覚で返礼品を選びます。

さとふるのサイトではランキングやレビューから上位のものを選ぶこともできるので私のように優柔不断でなかなか決められない人でも時短になって助かります

気になる返礼品があれば発送時期等確認してカートに入れて、購入に進みます。
と、その前に重要なポイントがあります。
オンラインワンストップ特例制度を利用する
ふるさと納税はしたいけど確定申告はしたくないという方、品名、自治体名の下にさとふるアプリdeワンストップ申請対象という文字があるか必ずチェックしましょう!

さとふるアプリdeワンストップ申請対象と記載があれば、確定申告なしで、しかもオンラインで手続きが完結します。
ではワンストップ申請とは何でしょうか。
確定申告が不要で、ふるさと納税の寄付金控除を受けられる便利な仕組み。適用されると翌年の住民税から自動的に控除される。
※適用対象となる方
・ふるさと納税先が5自治体以内
・会社勤めなどで年末控除を受けている給与所得者
・ふるさと納税以外に確定申告するものがない方
年末控除を受けていない方、ふるさと納税先が6箇所以上の方、他にも確定申告しないといけないものがある方は、このワンストップ特例制度は利用できません。確定申告が必要となります。

ワンストップ特例制度の場合は自己負担2000円を除く寄付額が翌年の住民税の控除の対象となります。
47,000円寄付した場合は45,000円が本来納める住民税から差し引かれることになります。
通常はワンストップ制度を利用する場合、自治体からワンストップ特例申請書が送られてくる(もしくはサイトからダウンロード)ので書類に記入、本人確認書類のコピーを同封して返送が必要です。
その手間も要らないようにオンラインの手続きのみにしたものがさとふるアプリdeワンストップ申請です。スマホとマイナンバーがあれば本人確認も済みます。
オンライン対象自治体のワンストップ特例制度を選択した場合、書類等の郵送なしで、全ての手続きがオンラインで完結する。
さとふるアプリdeワンストップ申請対象の返礼品を購入手続きする際にこの画面が表示されたらここでワンストップ特例制度を選択してください。

あとは通常のネットショッピング同様、商品を選んでカートに入れ、支払い方法やお届け先を指定して購入手続き完了となります。
お支払い方法にクレジットカード決済やコンビニ支払いなどの他、PayPayも使えます
【購入手続き完了後】
ここからは購入手続きが終わってからのワンストップ特例制度の申請の流れになります。
1/10までに申請完了しておかなければ、確定申告しないといけなくなるので、購入後すぐ、もしくは返礼品が届いてすぐなど早めのタイミングで申請しておくことをオススメします。
手元にマイナンバーカードを用意します。
ホーム画面右上の【控除管理】をタップする。

もしくは、最下部の①【控除管理】をタップして、②ワンストップ特例制度を選択し、③申請したい自治体の【オンライン申請対象】をタップします。

オンライン申請対象をタップすると、未申請の寄付が表示されるので、1自治体に複数寄付をした場合は【寄付を一括でオンライン申請】を、1つなら【未申請】をタップします。

マイナンバーの確認画面に移ります。

ここでマイナンバーカードが必要になります。
マイナンバーカード発行時に最初に設定した4桁、6〜16桁の暗証番号
覚えてますか?
ここでドキっとした方は忘れてしまっているか、どこにメモしたか分からない方かと思います。
デジタル庁のマイナポータルサイトに以下記載があります。

失念された場合は、住民票のある市区町村にて初期化申請を行う必要があります。詳細につきましては、市区町村にお問合せください。
4桁の暗証番号は分かるけど6桁〜のは分からない方はスマホとコンビニ端末で初期化することもできるようです。

暗証番号がわかる場合は以下に進みます。

全て準備できていれば、☑️を入れて、次へ進みます。

マイナンバーの暗証番号を2箇所入力します。

次に、指示通り、スマホでマイナンバーカードを読み取ります。
確認画面に移るので、氏名、住所、電話番号などに間違いがなければ、【申請情報が正しいことを確認しました】に☑️を入れ、【送信】をタップします。

送信したら、オンラインでのワンストップ特例制度の申請の完了です。
【申込完了後申請状況が確認できます】
またさとふるならサイトの控除管理の画面で、ワンストップ特例制度がまだされてない未申請の状態なのか、ちゃんと適用されて申請完了の状態なのかまで把握できるようになっているので、申請がちゃんとできているか不安になることもありません。

申請の状態まで分かるので至れり尽せりです。
申請完了になっていたらオンラインで手続きが無事に終了です。

ふるさと納税はしたいけど、確定申告はしたくない、書類の郵送など面倒なことはしたくないという人はこの制度を使わない手はないのではないでしょうか。
ワンストップ特例制度を使用してある自治体の返礼品を注文、税の控除がされるまでのタイムラインはこんな感じです。〈あくまで目安です〉
- さとふるのサイト
10月 お肉10,000円申込+ワンストップ特例制度を選択+支払い
オンラインでワンストップ特例制度申請する
さとふるから申込受付メールが届く
寄付先の自治体からも申込受付メールが届く
11月 お肉届く(届く時期は品物によって異なる)
12月 会社で通常通り年末控除
3月 (確定申告不要なので何もなし)
6月 住民税決定通知が届くので、控除されているか確認。
ちゃんと住民税が控除されているか確認する方法は、6月前後に届く住民税決定通知書の摘要欄を見ることです。
住民税決定通知書が届いたら摘要欄に寄付金税額控除 市民税○円 県民税○円と記載があるか確認する。
市民税➕県民税=寄付額ー2000円であれば正しく控除されているということ。
これが確認できると、よし次もふるさと納税しよう!と思います。

よくある質問はこちら
- Qふるさと納税したら住民税払わなくていいの?
- A
住民税を払わなくていい訳ではありません。ふるさと納税をすると翌年の住民税を前払いする仕組みになっています。
- Q何がお得なの?
- A
二千円の自己負担で、自分の選んだ納税先の自治体から返礼品がもらえます。
- Qふるさと納税したら確定申告しないといけないって聞いたけど、、?
- A
ワンストップ特例制度を使うことで確定申告不要となります。逆を言えば、この制度を使わない場合は確定申告は必要です。
- Q書類の郵送、返送がいる?
- A
さとふるのオンライン申請対象の自治体を選べば全てオンラインで手続き完了することができます。
ここまで紹介した流れならふるさと納税やってみようと思われた方、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

ふるさと納税はその土地の名産物を知れたり、みんなどんなものを注文しているのか分かるのも楽しいですよ!
またふるさと納税を利用する時期は1/1〜12/31、年間を通して受付可能ですが一番多いのは12月のようです。私も年末年始にちょっと豪華な食材をふるさと納税で利用しました。

普段頼まないものを注文すると、届いたときにワクワクします。
お得に楽しみながら納税できるのはこの制度ならではです。
上限額までなら何度も利用できるので、まずは自分の好きなタイミングで利用してみましょう。