息子が霊障と思われる体調不良になって、私が願うことはただひたすらに息子を守れますようにということ。
願う心はお経の波長に現れるそうです。
最初こそ読み慣れないお経を目で追い、読めるようになると、ただただ早口で読み上げるだけでした。
でも徐々に唱えることに口も慣れ習慣となった頃、ようやく想いを込めてゆっくりと唱えられるようになりました。
そしてその良い波長にのったお経が、いつしか上(神様、御仏様)に通じるイメージです。
それは目に見えない薄皮を一枚一枚重ねてできた階段を登っていくような、地道で途方もなく長く感じる道のりです。
一年以上経って、唱えるときにいい波長が出ていると言われ始めた頃、ようやく息子の体調が安定してきて、良くなる兆しが見え始めました。
もちろん私だけでなく、息子本人も夫も薄皮を一枚一枚重ねていったからこその変化です。
家族は繋がっているからこそ、一緒に取り組むことの意味も大きいそうです。
途中で悪化したり、状態が変わらないような停滞期は、信じる気持ちが揺らぐつらい時期でもあります。
それでも続けられるかどうかの分かれ道は、良くしてあげたいなんとか守りたいという強い気持ちがあるかないかに尽きると思います。
守りたい人を光で包むイメージをしながら唱えるのもすごく良いそうです。
想いは力となり、その人を守れる光のガードができるのではと思います。
それを実感した娘のこともそのうちお話しできたらと思います。