今までの記事で、見えない世界の影響を受けて実際に息子のようにひどい体調不良になることもあることはお話ししました。
症状の表れ方は人によって様々で、病院で診断のつく人もつかない人もいます。
それなりの病名がついてしまうと薬などの治療で治ったかに見えますが、本当の原因が見えない世界の邪悪なものの影響だとすると、また違う症状として表れることもあります。
息子のように病院で原因が特定されなかった場合の方が、もしかしたら霊障の可能性もあるのではと気づくきっかけになるかもしれません。
そして、今回は母の話です。
母は自分のことよりも常に家族のことを思って行動する、心に慈愛を持った人です。
人のいいところを見つけては褒め、素敵な笑顔でよく「ありがとう」と口にしていました。
そんな母は霊的感知力があり、目で見えはしないものの体の異変で感じるタイプでした。
例えば、何かよからぬものの影響を受けている家族が帰宅すると左手が震え出したり、といった具合です。
そんな母は、毎日仏壇の前で一心にお経を唱えていました。悪影響を断ち切って、家族を守れるよう浄化してくれていたのです。
普段の母は穏やかな口調で話す方でしたが、お経を唱える声は低く力強いものがありました。
家族が病気になった時はさらに熱心に唱えている姿を覚えています。
人を救おうとする光の魂のもつ力は、見えない世界の闇の存在からすると邪魔で封じたい力なんだそうです。
きっと母のその力は息子と同じように闇の中で光って見えたのでしょう。
息子が体調を崩す少し前に母は突然倒れ、今もその影響で体も思うように動かせず、言葉が話せない、もちろんお経を唱えることもできない状態にいます。
父の目の前で倒れるとき、母には何かが見えたようで、何かを必死に伝えるように父の背後の空間を指差していたそうです。
闇は日々浄化と向き合っていた者を一瞬で捕えてしまうほど強力な力を持っているのです。
母もお世話になっていた、霊能者の方は過去世で幾度となく、そうした闇の存在にやられ命を落としてきたご自身の経験があるため、次こそ闇に負けないよう強くなれと御仏様がその方の今世の修行を見守られているそうです。
そして、今回母の命まで取られなかったのは、日々修行をしていたことで、
【大難が小難になった】
とのこと。
そして、息子の魂も闇にやられかけたことでこの世界のことを知ることになったのですが、そのおかげで母の本当の状況を知ることができました。
今まで私たちが母に守られていたことも今ならより分かるのです。
霊能者の方は、存在を把握できた闇を斬ったり強力なサポートはできても、本人や家族が学ぶべきあるいは、到達すべき領域までは手が出せないそうです。
そのためサポートしつつ、神様・御仏様と同じで修行の過程を見守ってくれています。
まだまだ微力ですが今度は私たちが頑張って“母を光の世界に取り戻したい“、その一心です。