光と闇

お経・真言

私は本当に臆病だと思います。

ここ数年、娘や息子の浄化による変化を経験をしたことで、今も毎日お経を唱え、浄化しながら、見えない世界や光と闇について少しづつ知っていく日々ですが、この経験をほとんど周囲に話せていません。

見えない世界の話は、何か特別なことのように奇異な目で見られたり、神様や御仏様というだけで何か宗教のように捉えられてしまうことがまだまだ多いのが現実だからです。

でも、稀有な経験をしていることは分かっています。

そして、同じような体調不良に悩む人が、これはもしかしたら霊障なのではと気づき、神様・御仏様のご縁に繋がるきっかけになるかもしれないとも思っています。

また、私自身こんなに苦しい思いを経て今があるにも関わらず、子どもが元気でいる日常に戻ると経験したことが夢うつつだったように思うことがあり、愕然とすることがあるため、文字にして残しておこうと思いました。

唯一、苦しい最中から状況を話していた友人が、子どもが同じような体調不良のため、思いきってお経による修行を始め、“本当に教えてくれてありがとう“と伝えてくれたことも大きいです。

今回は、まるで作り話のようで理解してもらうのが難しいなと思っている「光」と「闇」についての話です。

現実社会でも、人を救いたいという善の心・世界を良くする力を持つ人とそんな人を利用したい、邪魔したいと思う悪な心を持つ人が存在するのと同じように、見えない世界でも相反する存在がいます。

全てのものが表と裏のように対極する2対で成り立っているとしたら、まさに「光」と「闇」の表現がピッタリなのです。

光の世界は神様や御仏様が、幾世も生まれ変わりながらいろんな経験をして学んでいく私たち魂の存在を見守ってくれています。

闇の世界は、さまざまなレベルの闇(霊、人の負の念が強く邪悪化したもの、闇の神そのもの)の存在がいて、生きている私たちにもいろんな影響を及ぼしています。

最近流行った漫画で、百鬼夜行や魑魅魍魎(ちみもうりょう)などが使われていますが、実際に視える人にはまさにその光景が視えるようです。

視える世界でも、子どもからのSOSと見せかけて親心を利用する類の詐欺も横行していますが、詐欺の存在や手口を知っていれば対処できるように、見えない世界にも気をつけないといけない存在がいること、その影響を受けている可能性があることを知ることは、とても大事なことです。

実際、子どもが闇の影響を受けて体調不良で苦しんだ際、闇に怯えるだけでなく、相反する光の世界を知ること、神様・御仏様が全て見守られていることを知ることで心が折れることなく頑張れたと思うのです。

でも私たち自身が受け入れるのにかなり時間がかかったように、見えない世界のことを周囲に伝えること、理解してもらうことは本当に難しいです。

こういう経験をする人が当たり前のように話せて相談できる日が来れば、孤独で苦しむことも減るのではと思います。

理想を言えば、具合が悪くて総合病院にかかる際に、内科や外科などと同じ並びに本当に良い力を持った先生のいる「霊障科」がある時代が来れば、原因不明と言われ薬では治らない症状でも救われる人が増えるのではと思うのです。

今でこそ、霊的能力がある方や神仏と話せる方も情報をSNSなどで発信しやすい時代ですが、そういう世界と縁がなく普通に生活をしていた私たちが徐々に知ることになった過程や受け止め方もきっと誰かの気づきにつながる気がしています。

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