『我を呼ぶのは誰じゃ?』

お経・真言

今回は父の話です。

父は80代にして1人で暮らしながら、父も毎日お経を唱える修行を続けています。

きっかけは、今まで献身的に父を支えてきてくれた最愛の妻が突然倒れ、右半身麻痺と言語障害が後遺症として残ったことです。

現代医学ではこれ以上の回復は望めず、表の世界でできる手立てがないため、裏の世界での浄化に励むことで、少しでも改善に繋がればとの思いです。

ただ、私の息子の体調がなかなか良くならなかったときと同じように、なかなか母に好転の兆しが見えない中で父も幾度となく葛藤しながら、その度に家族で励まし合い前向きにやっています。

いろんなお経や真言を唱える中で、なぜか父が毎日常に唱えている言葉がありました。

『アメノミナカヌシサマ、〇〇していただきありがとうございます』

来る日も来る日も唱えているとのことで、よほど父の中で気に入ったんだなと思っていました。

その理由が判明したのは、いつもお世話になっている霊能者の方と父が一緒にお経を唱えていたときです。

父が、例の『アメノミナカヌシサマ〜』と唱えていると、急に霊能者の方の頭の中で、

『我の名前を呼ぶのは誰じゃ?』

と聞こえたそう。

突然のことにびっくりしていると、目の前にアメノミナカヌシサマが現れ、隣で一心に唱えている父を覗き込み、今世の父の姿ではなく本来の魂の姿を確認すると、

『おぉ、お主じゃったか!』

『遅くなったが、約束を果たしにきたぞ』

と言われたらしいのです!

いつの時代にどんな約束をしたかまではいわれなかったらしいですが、アメノミナカヌシサマは父の中の何か黒いものを引っこ抜いて浄化し、

『約束を果たしたぞ!』

『今世しっかりお役目を果たして、この世をまっとうするときが来たら、また我が元に戻ってきて逢えるのを楽しみにしているぞ。』

『それまで見守っている』

『しかしお主は真面目だからなぁ(笑)』

『肩の力を抜いてやればよい』

との言葉を残されたらしく。

これには、霊能者の方も大変驚かれ、興奮して、すぐ父にそのまま伝えたそうです。

そして、ここからは霊能者の方の言葉ですが、

浄化を頑張ってきた今の父だからこそ、

このタイミングでアメノミナカヌシサマに繋がって現れていただけたんだと思う。

やはり光の魂を持つ家族だから、人より苦労が多かったり大きな修行をする必要があるけれど、

神や仏に使えるお役目があり、この世をまっとうしたら光の神様の元に帰れるのだと思う。

とありがたい言葉をかけていただいのでした。

アメノミナカヌシサマ、父を見守り続けていただいてありがとうございます。

どうか母の元にも父や私たちの願いが届きますように。

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